ピアノという存在、お父様の夢
1981年5月に初めてお伺いして以降、38年間調律にお伺いしているOさん宅。
今は息子さん(40歳)が所有し、長女(年長)のUちゃんがレッスンを受けている。
日曜の深夜アニメ「ピアノの森」を録画してUちゃんに見せると、主役が聴衆の前で弾く難しい心理場面でも、分かったような顔で黙って見ているとのこと。
Uちゃんもピアノを好きではあるらしいが波がある為、親としてはプラスになるものを積極的に取り入れるようにしているそうだ。
お父さんも国家公務員ではあるが、中学生くらいまでピアノを習っていたそうで、仕事が仕事だけにピアノを弾いて気持ちが和むので、習っていてよかったと思う今日このごろらしい。
お父さんの姉さんも子供のころはピアニストになるのが夢だったそうで、ピアノが一家の中心になっていたようだ。
お父さんの今の夢は娘・息子ががんばってそれなりに弾けるようになったら、いい音色のグランドピアノを買ってあげること…だそう。
私も大いに応援しなければ、と励まされる1日になった。
11/23(祝土)にヨーロッパ製ピアノフェアのイベントが行われました。 調律師による〝ヨーロッパの響きとは?〟を日本人と西洋人の聴覚の違いや、倍音の聞き取り方などの観点から、分かり易くレクチャー。 また、ピアニストによるヤマハ・ベヒシュタインの弾き比べ、いわゆる、国産vsヨーロッパ製の弾比べ・コンサートも盛り上がり、皆様に楽しんで頂けました。 ご参加頂きました方々に深く感謝致します! まだ……